クライアントの声
[ CANVAS Inc. ]
CANVAS Inc.https://canvs.co.jp/
大城 哲也 様
「次世代の事業開発者にとって最適な画布(CANVAS)になる」ために、上場企業の出資を受け結成。創業メンバーはリクルートホールディングスの事業開発部門出身。「全員がオーナー」をコンセプトに、メンバー全員が担当事業の株を持つことで、本当の意味で当事者となって事業を行っているのが特徴。現在メディア事業、音楽アプリ事業、スタートアップ事業を展開。新規の採用と事業開発を積極的に推進している。
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TSLを利用したきっかけ
顧問弁護士が必要になり、弁護士ドットコムを通して知りました。
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TSLを選んでいただいた理由・決め手
顧問弁護士の条件としてはたくさん設定していて、IT・スタートアップ・労使契約・株を含めたインセンティブプランといった法律知識があること、あとはSlackやGoogleドライブなどスタートアップ企業が使用しているサービスをストレスなく使用できる、回答スピードが速い、コミュニケーションがフラットにできるといった内容です。
中川さんとミーティングさせていただいて、条件が満たされているなと感じたのと、冒頭45分くらいずっとお互い何がやりたいのか、といったビジョンの話で盛り上がった記憶があります。そのときにスタートアップの感覚に近い事務所だと感じました。
また、想定していた月額よりも低い金額を提示してもらえたのも大きかったです。料金が低かったこと以上に、依頼したい業務の分量を細かくお伝えしたうえで金額を提示していただけたので、金額の設定がしっかり定量化されているなと感じました。5つくらいの法律事務所を比較して検討していましたが、そういった事務所は他にありませんでした。
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実際にTSLを利用してみて
思っていた通りとってもフランクで話しやすい印象です。年齢が近いこともあると思いますが、コミュニケーションも取りやすいですし、スタートアップ企業にマッチした事務所だなと感じています。
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依頼にまつわるエピソード
契約書の作成やチェックをお願いしているのですが、「TSL内の他のスペシャリティを持った弁護士に確認してみます」と言って、進めてもらえたのはすごく良かったです。いろんなバックグラウンドを持った弁護士がいるTSLの良さが表れているなと感じました。
事業家としては消費者法や株に関することなど多種多様な相談をしたくても、もし担当者が専門外だったらどうしようかなと不安になるのですが、TSLには色んな専門性・知識を持った弁護士がいますし、TSL全体がチームで対応いただけているので、安心して相談できています。 -
今後の展望とTSLに期待すること
弊社のやりたいことは、次世代の事業開発者にとっての最適な土台作りです。「新しい事業を創りやすい環境を自分たちは創っていきたい」とTSLの中川さんにもお伝えしていました。
そのためには、旧態依然とした事業開発者と会社・株式・事業の関係を、今の時代に合った形にアップデートしていく必要があります。例えば、既存企業が社内で事業開発を行なう場合、株を持たない普通の社員が担当者となります。事業開発は会社の中であれ外であれ、大きなリスクを負うことになりますが担当者はそれに見合った決裁権やリターンが得られず、ほぼうまくいきません。
こういった課題の解決として、事業開発の担当者には、それに見合った決裁権やリターンを得てもらうために一定の株式を渡し、事業のオーナーにするような制度を整えるべきだと考えています。つまり、社外で起業家として事業開発するとハイリスク・ハイリターンですが、既存企業の社内で事業開発するとミドルリスク・ローリターンになってしまう現状があります。私たちは、ミドルリスク・ミドルリターンの部分を創りたいと思っています。「旧態依然としたものをアップデートしたい」という意思はTSLも同じだと思います。そのための課題は、一つの専門性だけでは解決できないものが多いです。いろんな専門性を持った弁護士のいるTSLに、多角的なサポートを期待しています。